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左右対称が徹底されて美しいアグラのタージマハル

2024-11-18

インドで体調悪化して病院で点滴打った

スリランカでの2週間ほどの滞在の次はインド。

スリランカに近いチェンナイにチェックインした。

チェンナイはインド南部にあり、インドの人口第4の都市。デリーやタージマハルがあるアグラなどの北寄りの街とは食や文化に違った雰囲気があるらしいという情報を見たので訪れた。

チェンナイの滞在は2泊で短かったが、とても充実したと思う。スリランカ滞在中に同じ宿に泊まっていたチェンナイに住むインドの方にレストランや見所をいくつかオススメしてもらっていて、そのオススメが結構良かった。マトンビリヤニを食べに行った時にたまたま頼んだササミフライにめちゃくちゃ感動した記憶(※スパイスの味付けではなかったので笑)

マトンビリヤニ、ササミフライ、チキンレッグのスープ

チェンナイの次は飛行機でデリーまで行き、デリーはスルーして、列車を乗り継いでアグラに移動した。

アグラに来たのはもちろんタージマハルを見るため。

タージマハル

タージマハルは言うまでもなく有名だと思うのだけど、16世紀にムガル帝国の都がデリーからアグラに遷都されるタイミングで建築されたアグラ城塞も美しく、タージマハルとの歴史的な繋がり(タージマハルの建造者であるシャー・ジャハーンは後継者争いの結果、アグラ城塞内の塔に幽閉されている。幽閉された塔からはタージマハルが見える)も感じられて満足度が高かった。

アグラ城塞

そんなアグラ城塞も世界遺産登録されている。

私がアグラ訪れたのはちょうどディーワーリーの最中だった。ディーワーリーとはヒンドゥー教のお祭り。毎年10〜11月の5日間が祝日になる。昼夜問わず爆竹を鳴らしたり、花火を上げたりするので、その音の大きさに驚く。中華圏の旧正月にも似た習慣があるな〜とか思いつつ、騒がしくはあるけれどインドの風習を感じられて興味深くは感じた。

宿のルーフトップでタージマハルを見ながら食事

で、アグラでの観光をもろもろ終えて、いよいよデリーに移動しようとなった前夜から体調の雲行きが急に怪しくなってきた。ここからがタイトルの内容。

まず、吐き気で夜中に目が覚めて2回ほど吐いた。

インドといえば食あたりだが、水は歯磨きにもミネラルウォーターを使うぐらいに気をつけていたし、食べ物も道端の屋台のものなどは当然のように口にしていないし、同行する妻と同じものを食べているが妻はなんともなさそう。しかも下痢はしていない。というわけで、食当たりではなさそう。変な感染症にかかったとかじゃないよな...とか不安になり始めた。

厄介なことになった。翌日にデリーに移動して1泊したら、次はそのままネパールに移動しようとしていたのだ。

(当初はあと3,4都市は巡ろうと計画していたのだが、インドの喧騒と空気汚染に疲れたし、またインドの料理にも飽きていていたので、ネパールで気分を入れ替えようとしていた)

飛行機や列車は当然予約済みで変更、キャンセルはできず返金もされないので、乗れなければ全額無駄になるということ。お金を無駄にしまいと、解熱鎮痛剤を飲んで列車に乗って、とりあえずデリーに移動することにした。

病院にかかるにしても、首都のデリーの方が選択肢も多い。解熱鎮痛剤の効きはそこそこで38度超えの熱が出ていて相当ダルかったが、幸い、列車が寝台席を予約していた。予約する時に座席と悩んだのだが、ケチらず寝台にしておいて良かった。

インドのアグラ→デリー間の線路状況は悪くなく、揺れも少ないので横になって眠ることができた。気がつけばもうデリーだった。

体調はやはり悪かったのでホテルに荷物をもろもろ置いて、在インド日本国大使館がリストアップしているデリーの病院の中から Fortis Flt. Lt. Rajan Dhall Hospital (Vasant Kunj) にかかった。この時点で39度くらい熱が出ていた記憶。それなのにこの時点ではまだ翌日にネパールに行こうと思っていた自分、どうかしている。

病院について症状を伝えると「救急に行って」と言われ、言われたままに行ってみると並んでいるベッドに横になるように言われた。血圧を測って問診を受けて、「脱水症状だから点滴打つわ」みたいなことを言われ、解熱鎮痛剤と生理食塩水と思われるものを何本か打ってもらうことになった。

しばらくすると医師がまたやってきて、「入院した方がいい。入院する?」と聞いてきた。これは困った。

何がって、まず保険の都合で入院費用の補償は保険会社の事前承認を受ける必要があるのだが、日本語対応はしているらしいものの国際電話をかけないといけないのがまず面倒。

次に、この時点ではまだ翌日にネパールに行かなきゃもったいないと考えているので、たとえ一晩の入院でもしてしまうと翌日の昼前の飛行機には乗れなくなるのが困る。

医学に「い」の字も知らないのに、「脱水症状なら薬と経口補水液飲んで寝て起きたらネパールに滑り込むくらいの元気は取り戻せるだろう」と考えていた。

点滴が効いてきて体調も回復してきたし、最悪悪化したらまた同じ病院にかかればいいだろうと考えて、心配する妻に納得してもらい、入院は遠慮してホテルに戻った。

診察代、ベッド代、投薬代などで 15,000円ほど。10割負担でこの金額とすれば、現地の物価感を比べると高額だと思うが、日本と比べると同等か少し安いくらいじゃなかろうか。

宿の近所の薬局で買った経口補水液の粉とのど飴(Koflet)。緑の ELECTRAL は割と美味しいがオレンジの prolyte は微妙だった

そして、ホテルに帰って処方された薬と薬局で買った経口補水液で水分補給しながらゆっくりしていた。言わんこっちゃないという話なのだが、結局その晩は体調がめちゃくちゃ悪化した。

これまで体験したことないぐらい悪寒でガタガタ震えたし、熱は40度まで出た。医者の言うことを聞かないからこうなるという好例。処方してもらった薬は飲んでるはずなのにこんなに熱が出るってどういうことや...。

ただ、その夜が峠だったようで、その後は熱は引いた。

結局、翌日のネパール行きはキャンセルした。流石に一晩では元気になりきらなかったし、万一また体調が悪くなった時にカトマンズよりデリーの医療体制の方が信頼できるだろうと判断し、保守的な計画変更をした。

同じホテルを3泊延泊して、ホテルに籠ってゆっくりした。

体調が良くなってきたので、ホテルに籠っているだけでは暇を持て余すので、次の旅程の計画も進めた。次はネパールではなく、エジプトに行くことにした。ネパールの航空券が想定外と高かったのと改めて考えると南アジアとは違った雰囲気の国に行きたかったのでいくつか探してみて、エジプトを選んだ。

次の行き先も決めてホテルにフライトに予約もバッチリ。案ずる事無しの状態になって、ゆっくりして体調も良くなってきた...と思ったのだが、エジプトに向けて出発する前夜からまた体調が思わしくない雰囲気になってしまった。

区切りもいいし、長くなりすぎるので、今回はここら辺にして、次回はエジプトで体調を崩してまたしばらく寝込んだ話を書こうと思う。