インドの病院で点滴を打って回復してきたのでエジプトに行くことにした。
しかし、回復傾向だったのが、エジプトへの移動日前夜から体調がまた不穏になってきた。ネパール行きのフライトとカトマンズの宿6泊分を無駄にした私として、これ以上お金を無駄にしたくない。なんとかエジプトには行きたい一心だった。
ドーハ乗り換えで10時間ほどの旅程。まあなんとか行けるだろうと思った。
幸い、カタール航空利用でフライトは快適だったし、乗り換え空港のドーハの空港では待ち時間をラウンジでゆっくりできたことでなんとか持ち堪えた。とはいえ、カイロの空港について入国審査待ちに冗談抜きで1時間は待った時はしんどかった。
ビザ代に1人25USDも取っているのだから、もう少しスムーズに改善して欲しいもの。
予約していたホステルに到着。
インドでの体調不良の時と違って、今回は喉の痛みが強かった。熱も軽く38度を超えていた。宿に着いた頃にはもう20時とか21時とかで遅かったので、病院は翌日にかかることにした。
一晩空けて、翌朝になっても当たり前のように熱は引かず、喉も痛いし、病院にかかることにした。インドのデリーで病院にかかった時と同様、救急外来に通された。
軽く診察を受けた結果、「扁桃炎」だろうとのこと。ここでも解熱鎮痛剤と「身体の燃料」らしいものと生理食塩水の3本を点滴した。
この中の1本目がめちゃくちゃキンキンに冷やされていて、これを身体に入れると寒くて震えた。人生初の「冷やし点滴」。
冷たい液体がどんどん身体に入ってきて、凍えて震えは止まらない。この治療が合ってるのか心配になった。物理的に冷やすなんて聞いたことがなかった。
あまりに寒いので毛布をもらってかぶっていたのだが、担当していただいた医師や看護師に改めて聞くと「熱あるんだから熱を発散しなきゃダメで、布団なんか被ったらダメだろw」と言われ、布団を剥がされた。これまで自分が信じていた「体調悪い時は身体温めて寝るのがいちばん」的な考えと真逆だったので驚いた。今回の旅行で1番のカルチャーショックかもしれない。
3本も点滴を打ったのでそこそこ時間はかかったが、点滴を打ち終わったらそれですんなり終了。インドの時とは違って入院しなさいとかは言われなかった。抗生物質と解熱鎮痛剤、抗炎症剤、ビタミンCタブレットを処方してもらった。ただ、抗炎症剤は病院付属の薬局には置いてないと言われてもらえなかった。処方された薬がその病院内にある薬局に在庫ないなんてことがあるのも驚いた。ホテル近くの薬局で聞いてもその薬は置いてないと言われ、最後まで服用できずじまいだった。無くても割とすぐに治ったのでまあよかった。
治療費は診察台、ベット代、投薬代で 8,000円ほど。インドより安かった。冷たい点滴で発熱した身体を無理やり冷やすという私は聞いたことない処置に戸惑いはしたものの、医師も看護師も親切で丁寧な処置をしてくれた。
インド、エジプトと2カ国連続で病院にお世話になってみて、改めて自分の英語の不自由さを感じた。体調を伝える表現を知らない。「吐き気」ってなんだっけとか、「下痢してない」ってなんでいうんだっけとか。あとは、身体の部位の名前、病名、薬名とかもわからない。「扁桃腺」ってなんていうの?とか「解熱鎮痛剤」は?とか。
体調が無茶苦茶悪い中で不自由な英語でやりとりするのは一苦労、患者登録やデポジット支払いなどの諸手続きを今回は妻がサポートしてくれたので助かった。1人旅で病院行くことの大変さは想像に難くない。1人だったら病院に行くのも大変すぎるし、なんとか寝て元気になるのを待ってただろうと思う。本当ありがたい。
病院にはあまり行かない派なのだが、旅行中は少しおかしいなと思ったら病院には行こうとは思っている。ただの風邪だと思って宿で寝て療養していたら、実は処置しないと絶対に治らない熱マラリアで結果的に亡くなってしまった日本人バックパッカーがいたという話をある旅行ブログで読んで、日本と同じような気持ちでいたら死んでしまうなと思った身体。
保険にもせっかく入っていてお金も追加でかかるわけでもない。むしろ元を取るくらいのつもりで病院に行こうと思う笑
とにかく今はすっかり元気になってエジプトを楽しめる状態になった。食事も口に合うし、暑すぎず寒すぎずで過ごしやすい。健康第一、第二に口に合うご飯が楽しい旅行の私にとっての重要事項だと改めて思った。
健康第一。