旅行中にしょっちゅう日本食レストランに行くなんて言語道断だと考えていた。
「現地の料理を存分に楽しまないなんて、そりゃ海外旅行じゃねーだろ」みたいなことを私はかなり真面目に考えているタイプ。
高い飛行機代と貴重な時間を使って行くのになんでいつも食べられるようなもの(しかも日本で食べるのに比べると質も落ちる)をわざわざ食べるんだよ、と。
「食とは文化そのもので、文化へのリスペクトを込めて、毎食現地感満載の料理を嗜むのがイケてる旅行客だろう」と。
でも今は思う。
「うっせぇよ。何食べたって良いじゃないか」
タイトルは日本食と書いたけれど、ボリビアのウユニ滞在時くらいから、中華料理や韓国料理も含めての東アジア系料理の店が街にあるかまず探して、宿から遠くとも通って食べに行くようになった。
アジアン料理シックかもしれない。
日本料理にしろ、中華料理にしろ、Google Maps とかで個人ブログのレビューを読んでから想像を膨らませて食べに行くのは楽しい。
...のだが、悲しい現実として、こういう異国料理の店はハズレも結構ある。わざわざ行って美味しくないとめちゃくちゃ落ち込む。
南米来てからアジア料理率がだいぶ上がった改めて理解したことは、
- その国出身のお客さんが多い〇〇料理屋は間違いない(特に中華料理)
- オーナーがその国の方であることは必ずしも美味しさの保証にはならない ←これ大事
わかりきったようなことばかりな感じもある。
そういえば、アジア料理が恋しくなるのが出国から8ヶ月も経った時間の時間の理由以外にも、南米に来てから『現地料理縛り』が苦しくなったというのがある。
まずは外食が割高であること。
東南アジアなどと違って数百円でお腹いっぱいとかはかなり店が限定されるか、そもそも存在しない。
私の南米旅行は大自然系超有名観光スポットお膝元の町を中心に滞在していて、当然そんなところにあるレストランは大体観光客向け価格。
しゃーないね。
次に南米各地の名物料理が実はそんなに好みじゃないこと。
これはもうどうしようもない。「何食べてもローカルなスパイスっぽい味がして気になる」とかがある。私はまだ大丈夫な方だったけれど、妻は特にそういうのが苦しいようだった。
南米に来るまではこういうことはほとんどなかったんだけどな。
味変希望。
そんな感じで食には少し苦しんだ日々だったのだけれど、ポジティブな印象に残ったものが2つある。
1つはパラグアイのイグアス移住地で食べたアサディート。
言ってしまえば焼とんなのだが、パラグアイの伝統料理らしい。日系2世風(と言うのは別に本人に確認してないので断定は避ける)のおじさんが炉端で焼いていたのが美味しすぎた。また食べたい。
もう1つはチミチュリソース。
アルゼンチンのソースで、たまたまステーキ用のソースを探していたら見つけて購入。美味しすぎて一本まるまる使い切るほど。焼いた肉との相性もいいが、グリル野菜につけて食べるのも最高。カルディに売ってそう。売ってたら買うと思う。
最後に、南米各国の食に対する私の感想を書いてまとめとしよう。
- アルゼンチン(パタゴニア) ... 観光地価格で高い。アサード屋多すぎ。仔羊が美味しかった。パリージャダは一回で満足。
- パラグアイ(イグアス) ... 日系移民の町で日本食ばかり食べる目的で行ったのでパラグアイ料理を感じることはほぼなかった。
- ブラジル(イグアス) ... 一泊で時間はなかったが愛するシュラスコは食べた。定休日の都合で目星を付けていた店に行けず、宿付近の廉価帯のお店に。まあ価格相応といった感じで不完全燃焼。
- チリ(アタカマ) ... 自炊中心だった。ロミート(ハンバーガーみたいなやつ)は美味しかった。がこれも結構いい値段。
- ボリビア(ウユニ) ... とんかつ定食と中華料理しか食べた記憶ない笑
- ペルー(クスコ) ... 体調ガッタガタだったこともあり、ペルー料理らしいもの1回も食べなかったのでは...
うーん、何だろう。改めて書き出していくと、南米の料理自体が悪いわけではなく、こっちの姿勢の問題な気もしてきた。事前リサーチできてなかったよなーとか。
反省が必要だな。